DVD ハピネット・ピクチャーズ 2004/07/23 ¥3,990

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扁桃炎で熱が出てしまい、3日ほどゲームが出来なかったので
役に立たないであろう、chimera的レビューを致します。

『ピンクフラミンゴ』
カルトの巨匠、ジョン・ウォーターズ監督の
超が付くほど、滑稽で愚劣で下品な名駄作です。
勿論、これは褒め言葉。カルト映画では『フリークス』と同じぐらいメジャーであります。

この映画の面白いトコロは、わざと下品に作られている事。
そして、30年以上も前に撮られた映画だという事。

21世紀に見ても、全く古臭さを感じないお下品ぶりなんだから。
今の世の中なら、実際の近親相姦のAVやら、獣姦やら当たり前だろうけど
30年以上も昔に、獣姦、露出狂、性転換、食人、近親相姦、スカトロ…
ああ!もう、いっぱいあり過ぎて書けないよ!ってぐらいの
変態行為を映画にしようと思い、しかも実行した人がいるなんて
本当に世の中、棄てたものではありませんね。

しかも、お上品な人達が見たらゲロ吐いちゃうような映画を
見事なぐらいポップに撮ってるんですよ。
監督が本当に変態なんだなぁ。出演者も変態なんだなぁ。

演技も下手だし、低予算丸出しだし、物語もメチャクチャだけど
そんなのどうでもいいんだよ。気にするのは野暮。
不気味で愛らしいディヴァインが、笑顔で犬のウンコを食べる。
それでこの映画はめでたし、めでたしなのだから。

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